原子力用塗膜剥離型除染材 アララSD(旧:アララデコン)

2020年07月15日 投稿

商品スペック

商品ID
769 
品名
原子力用塗膜剥離型除染材 アララSD(旧:アララデコン)  
種類1
防護設備機器  
主な用途1
廃棄物処理用  
装置例1
その他  
種類2
 
主な用途2
 
装置例2
 
種類3
 
主な用途3
 
装置例3
 
使い方別
 
型番
 
金額
税別80,000円  
納入期間
10日  
社名/輸入元
株式会社日本環境調査研究所  
社名フリガナ
ニホンカンキョウチョウサケンキュウジョ  
メーカー名
藤倉化成株式会社  
検出器
 
電源
 
寸法(縦)
 
寸法(横)
 
寸法(高さ)
 
重量
 
メーカー保証期間
 
タグ
http://jer.co.jp/catalog/protect/alarasd.pdf 

仕様詳細

アララSDはキレート機能をもつ、塗膜剥離型除染材で、米国で開発され、スリーマイル島事故の際、復旧除染時のシールド用として成果をあげ、一躍脚光をあびました。その後、キャビティ等の大面積の効率的な除染にも広く用いられるようになりました
国内でも上記の成果が注目され、昭和58年に電力10社と(株)フジクラ(旧藤倉電線)による共同研究が国内品によって実施され、その性能、実用性が認められました
アララSDは永年、国内原子力発電所、RI施設での点検時や緊急時に使用実績を積んでいます

用途:放射性物質で汚染された床面・壁面・機器・コンクリート及び各種塗装面の何れにも塗布・乾燥し、剥離することができます

特長:平滑面、粗面のみならずウェス拭きでは困難な凹凸面にも塗布し、除染が可能です。
除染工事期間の短縮、工数の低減、被ばく線量の低減などが期待できます
表面汚染を塗膜内に吸収、固定するため2次汚染を防止できます
除染廃棄物の発生総量が少く、かつコンパクト化することができます
アララSDの塗膜は焼却処理が可能です
水系塗材なので、溶剤からの引火や作業現場等の環境、人体への影響の心配もありません

■機能
除染:放射性物質で汚染された金属、コンクリート、各種塗装面、プラスチックのいずれに対しても、そのまま塗布することができ、乾燥後剥離する事により除染することができます
養生:汚染が予知される箇所にあらかじめ塗布することにより、汚染から防護することができます
封じ込め:汚染表面に塗布すると、汚染を封じ込めすることができ、汚染の空中拡散や人体への二次汚染を防止できます

■使用方法
1.使用前によく攪拌し、水稀釈せずに原液のまま塗布してください
2.刷毛ぬり、ローラー、スプレーなどの方法で塗布してください
3.表面に固着した汚染物質もナイロンタワシなどでスクラビング(ゴシゴシこする事)を併用すると、より効果的に除去することができます
4.詳細は塗装仕様書、MSDSをご参照ください

■性状および性能

タイプ:ー液型水系塗材
外観:黄色粘稠液体
固形分:46% wt.
    42% wol.
密度:1.04~1.11(25℃)
粘度:105±10ku(25℃)
適応温度:最高75℃~最低5℃
乾燥時間(1.0mm塗膜厚20℃、60%RHを条件とする):
 指触乾燥(手につかない状態) 4時間以内
 剥離可能乾燥 10~18時間
標準塗膜厚:塗布膜厚 0.7~1.2mm
      (塗布量:0.7~1.2 kg/m2)
      乾燥膜厚 0.35~0.6mm
貯蔵期間:6ヵ月
剥離強度:SUS     5~10g/25mm幅
     エポキシ   30~50g/25mm幅
     コンクリート 150~300g/25mm幅
フィルム強度:引張強度:140kg/cm2
       伸び:250%
廃棄:可燃物として処理可能
容量:16kg/缶
容器:ポリペール缶
注意事項:
①換気が悪く、高湿度または、低温での使用は乾燥が遅くなりますのでご注意ください
②塗布膜厚が0.7~1.2mmの範囲外では、乾燥・剥離等の作業性が悪くなりますのでご注意ください
③水系のため、0℃になると凍結します。5℃以上で保管してください
その他:原子力一次系機器への適用可能
    電力10社との共同研究品  
 

企業情報

  • 会社名:株式会社 日本環境調査研究所

  • 住所:東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル10階

  • web: http://jer.co.jp/